私のおじいさん

今日は。今回は私のおじいさんを紹介したいと思います。
 おじいさんは1926年生まれの93歳です。平均寿命が短いミャンマーではとても珍しく、誰にも憧れます。世界大戦・ミャンマー独立なんでも体験しています。体がしっかりして、歯も目も良く、とても元気な人です。名前は「Chit」です。一文字です。愛という意味です。昔の人は一文字で名づけることが多かったようです。ちなみに、おばあさんの名前は「Hla」です。美しいという意味です。
 親戚の中で40代、50代で病気で亡くなる方も多いですが、おじいさんは軽い病気にもなりません。
 おじいさんは港の職員(公務員)で物を運ぶ仕事を約30年間していました。その他、畜産(牛、鶏)などをやりました。
現在 (公務員)退職金は月3万チャット、政府からのお年寄り補助金1万チャット貰っています。港の職場からも年1回補助金を貰っています。
 ミャンマーではお年寄りは家族に大事にされるほか、周りの人からも大事にされます。Thadinkyutお祭り(10月上司・親・先生等にお礼をする時期)時期なんかは、おじいさんにお礼に来る親戚や近隣の人はいっぱいいます。
おじいさんは毎日新聞を読んで、テレビを見ます。おじいさんの趣味はサッカーです。今ではテレビでサッカーを見るのが楽しみの一つみたいです。
おじいさんがこんなに元気な理由は タバコ吸わない、お酒飲まないこと、しっかりご飯を食べること、そして悩まないで毎日を楽しむことだと思います。
毎日暇のようですが、暇に見えません。友人・新規に会いに行ったり、壊れている物の修理をしたり、ネズミを捕まえろうとしたり、サッカーのニュースを見たりして毎日過ごしています。
私が中学生ごろ夜中、家に泥棒が入ったことがあります。その時、おじいさんが泥棒が入ったことを知って、棒で打って捕まえました。そして、警察を呼びました。警察と周辺の人はおじいさんのすごさにびっくりしていました。
93歳のおじいさんのことなので次から次へと言い切れません。時々、うるさいおじいさんだと思っていますが、おじいさんに見習わないといけないのがいっぱいあります。100歳、いや200歳まで長生きするように願います。。。

筆者:Ms. Chu Khet Khine