会計・監査サービス
VACヤンゴン会計事務所では以下の会計・監査サービスをしております。法定監査はパートナー監査法人により行います。
- 記帳代行＋月次財務諸表
- 連結パッケージ作成
- 会計ソフト導入サポート
- 年末決算
- 年末法定監査
ミャンマーでは国際会計基準をそのまま導入しており、ミャンマー会計基準ＭＦＲＳとして公表されておりますが、ＭＦＲＳは2010年時点の国際会計基準ＩＦＲＳと同等です。未だ会計制度の適用が弱いですが、ミャンマー会計委員会ＭＡＣは2018年7月に通達を出し、2022年からＩＦＲＳ（国際会計基準）又はＩＦＲＳ ｆｏｒ ＳＭＥｓ（中小企業向け国際会計基準を）強制的に適用するよう公表しました。今後、国際会計基準に従い、会計・決算を行う体制を作る必要があります。
| ミャンマー会計基準 | ||
| ＭＡＳ第1号 | 財務諸表の表示 | ＩＡＳ第1号 |
| ＭＡＳ第2号 | 棚卸資産 | ＩＡＳ第2号 |
| ＭＡＳ第7号 | キャッシュ・フロー計算書 | ＩＡＳ第7号 |
| ＭＡＳ第8号 | 会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬 | ＩＡＳ第8号 |
| ＭＡＳ第10号 | 後発事象 | ＩＡＳ第10号 |
| ＭＡＳ第11号 | 工事契約 | ＩＡＳ第11号 |
| ＭＡＳ第12号 | 法人所得税 | ＩＡＳ第12号 |
| ＭＡＳ第16号 | 有形固定資産 | ＩＡＳ第16号 |
| ＭＡＳ第17号 | リース | ＩＡＳ第17号 |
| ＭＡＳ第18号 | 収益 | ＩＡＳ第18号 |
| ＭＡＳ第19号 | 従業員給付 | ＩＡＳ第19号 |
| ＭＡＳ第20号 | 政府補助金の会計処理及び政府援助の開示 | ＩＡＳ第20号 |
| ＭＡＳ第21号 | 外国為替レート変動の影響 | ＩＡＳ第21号 |
| ＭＡＳ第23号 | 借入費用 | ＩＡＳ第23号 |
| ＭＡＳ第24号 | 関連当事者についての開示 | ＩＡＳ第24号 |
| ＭＡＳ第26号 | 退職給付制度の会計及び報告 | ＩＡＳ第26号 |
| ＭＡＳ第27号 | 個別財務諸表 | ＩＡＳ第27号 |
| ＭＡＳ第28号 | 関連会計及び共同支配企業に対する投資 | ＩＡＳ第28号 |
| ＭＡＳ第29号 | 超インフレ経済下における財務報告 | ＩＡＳ第29号 |
| ＭＡＳ第32号 | 金融商品一開示 | ＩＡＳ第32号 |
| ＭＡＳ第33号 | 1株当たり利益 | ＩＡＳ第33号 |
| ＭＡＳ第34号 | 中間財務報告 | ＩＡＳ第34号 |
| ＭＡＳ第36号 | 資産の減損 | ＩＡＳ第36号 |
| ＭＡＳ第37号 | 引当金、偶発負債及び偶発資産 | ＩＡＳ第37号 |
| ＭＡＳ第38号 | 無形資産 | ＩＡＳ第38号 |
| ＭＡＳ第39号 | 金融商品一認識及び測定 | ＩＡＳ第39号 |
| ＭＡＳ第40号 | 投資不動産 | ＩＡＳ第40号 |
| ＭＡＳ第41号 | 農業 | ＩＡＳ第41号 |
| ＭＦＲＳ第1号 | ＭＦＲＳ の初度適用 | ＩＦＲＳ第1号 |
| ＭＦＲＳ第2号 | 株式報酬 | ＩＦＲＳ第2号 |
| ＭＦＲＳ第3号 | 企業結合 | ＩＦＲＳ第3号 |
| ＭＦＲＳ第4号 | 保険契約 | ＩＦＲＳ第4号 |
| ＭＦＲＳ第5号 | 売却目的で保有する非流動資産及び廃止基準 | ＩＦＲＳ第5号 |
| ＭＦＲＳ第6号 | 鉱物資源の深査及び評価 | ＩＦＲＳ第6号 |
| ＭＦＲＳ第7号 | 金融商品一開示 | ＩＦＲＳ第7号 |
| ＭＦＲＳ第8号 | 事業セグメント | ＩＦＲＳ第8号 |
| IFRS第9項以上の会計基準はＭＦＲＳでは未適用となります。 | ||
財務諸表作成時の注意点
- 会計年度
10月1日～9月30日 - 会計ソフトについて
現地で使用されている会計ソフトの種類- ＭＹＯＢ
- ＵＢＳ
- Peach Tree
- 会計書類の言語
言語は英語のみ - 通貨
- ドルでもチャットでもOK。
- ドルからチャットへの換算為替レートは中央銀行の年間平均為替レートを使用します。
年末決算・監査の申告期限
会計年度（10月1日～9月30日）終了後3カ月以内（10月～12月）に確定税務申告書と一緒に税務署へ決算・監査報告書を申告する義務があります。すべての企業が同じ時期に申告しないといけなく、決算と監査業務が集中してしまいますので、毎月会計処理をきちんとすることが大事です。