ヤンゴンで記録的火事が

ヤンゴンの西の方に位置しているライターヤー市のゴミ捨て場。
15年前からヤンゴン各地の色んなゴミの捨て場として使っていたようです。
広さは約120万平米、山のようにゴミが積もっていますが、そこでは今 記録的な火事が起きっています。
ミャンマーは4月が一番暑い時期で、最近は40度近くの暑い日々が続いています。
ちょうど 水かけ祭りとお正月が終わった時期ですが 今月21日お昼12時から火事が起きしまいました。火事の原因は未だ不明です。 色んなゴミが 障壁も無く燃えていて、これまでの無い記録的な火事です。
それから5日目になった25日昨日には やっと80%の消火が出来たようです。
消防車24台、消防士150人を含み 警察・軍隊等も消火に協力しています。
火事から大量な煙は廻りの周辺の地域まで飛び、大量の煙を吸い込んでしまい病院に運ばれる方や、お年寄りの死亡者も出ております。
消防の設備が揃っていない中で、消防士たちがこれまで6日間 日中も夜も休まず頑張って消火している姿には、ミャンマー全国民から感動を受けました。
国民が食事・薬剤・水・タンクなどを寄付したり、現場まで行って応援したりしています。
重大の煙についてはミャンマーではなかなか処理出来ず、現在 タイから Bio Foam(バイオフォーム)を注文しているのです。 3日間以内ミャンマーにいれるため早急に対応しているところです。
ヤンゴン市内には影響ありませんし、私の家の周辺も影響無いので、火事と煙の大変さは実感していませんが、毎日流されているニュース・ビデオや写真から火事の大変さがしみじみに伝わってきています。
政府を含み全国民もゴミ処理について大変反省しているところです。
タイから運ばれるバイオフォームを待ち、毎日のニュースを聞きながら、早く消火し 重大な問題が起きないようにと祈っております。