ミャンマースタイルのオンラインショッピング

今日は。コロナ時期にいかが過ごしていますのでしょうか。出来るだけ自宅自粛をして、外出もしない方が良いですね。
今回は最近ミャンマーで流行っているオンラインショッピングについて伝えたいと思います。通常ウェブサイトでのオンラインシッピング等はミャンマーでは未だ普及しておりません。その原因の一つは一般の人はパソコンやインターネットを活用できていないからです。オンラインバンキングシステムもも未だ普及していない状況です。ミャンマー全国でスマホの利用は普及しましたが、殆どFacebook等のSNSを使っているだけで、ウェブサイトや検索等の利用は未だ少ないです。
 最近は市場、ショッピングセンターへ買い物に行く人がいなくなりました。そこでミャンマースタイルのオンラインショッピングが登場しました。これはFacebookでライブ動画を撮って消費者とコミュニケーションしながら商品を売るビジネスです。消費者から関心を貰えるようには人気のモデル、コメディアン、女優、ソーシャルインフルエンザ等を招待して、何時間が商品を紹介して貰って、販売する形です。
 ミャンマーでFacebookを使っている人は2200万人以上いるので、効率的な広告だと言えます。ライブ動画で商品を売るのは、例えば週に1回で、事前に「OO日OO時にOO氏はお店に来て、ライブで商品を売ります」と広告します。その広告を見て、皆が当日時間になったらスマホでライブを見て買い物できます。ライブ中にコメントも出来ますので、「詳しくみせてください」「どんな色がありますか」等質問も出来、即回答して頂けるのです。商品を購入する場合はFacebook Pageから連絡したり又は電話で注文することですが、簡単な作業で若い人でもお年でも使えます。
商品には洋服、靴、鞄、化粧品、時計から宝石、携帯まで様々です。人気スターを使わないで独自でライブ動画を撮って有名になって売れていることも良くあります。マンダレーのある村の若い男性のことですが、果物をライブで売っているのです。その男性は1時間・2時間ライブビデオを撮って、喋りながら果物を見せて売るのですが、話が旨いので、人気になって、各地域から注文がいっぱい来ているようです。
コロナの時期に悪いニュースや情報が多いですが、その中でチャンスを掴んで頑張っている人も多くいらっしゃると思います。私も最近出来るだけ自宅自粛しているのでSNS使う時間が長くなりましたが、SNSでも学べることがいっぱいです。
 他国でもHome Shopping、オンラインショッピング等様々な形態で行われていると思いますが、ミャンマースタイルのオンラインショッピングも面白いと思い書かせて頂きました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

筆者:Ms. Chu KhetKhine