私は日系企業で働いていますので、これまで長期間日本人と一緒に働き、たくさんの日本人クライエントと付き合いしています。日本人の真面目な働き方と、勤勉さは世界的にも認められていますので、皆が知られていることです。
私が一番驚いたのは定年後に一生懸命に働く方がたくさんいることです。サラリーマンもいれば、経営者もいます。ミャンマーでは60歳が定年でそれからは家族と一緒にゆっくり過ごします。働くことは殆どありません。
日本人では60代、70代、80代それから90代までがミャンマーに来て、ビジネスをしようとする姿をよく見られます。不思議でたまりませんでした。日本では年寄りも働かないと生活が厳しいのかと思いましたけど、そのようにも見えません。私は仕事とは大変なこと、休みは良い、定年したら最高だと思ったことがありますが、年寄りでも生き生きして働いて楽しく過ごしている日本人を見ると、働くことに関して意見が変わりました。働くことって自信が付くし、落ち着いて、生きがいを感じると思います。仕事をすることで大変なことと遭い、ストレスになることも日々ありますが、大変なことを乗り越えて、やるべきの仕事が終わると達成感を感じます。日本人はこんなに元気で長生きするのは、仕事からの楽しさも一つの原因かもしれません。
年寄りでよく働けることは体力的・精神的に元気ではないといけません。日本人を見ると健康的にも大事にしないといけないということ感じます。ミャンマーの人は体力・精神が弱いと思います。そうはいっても、ミャンマーの理想的な考えである、定年したら家族と楽しくゆっくり過ごすことも一番いいかもしれません。日本でもそう思う方がいるではないでしょうか。
60歳とは定年で60歳でほぼ人生が終わると思うと人生が短く感じます。60歳からでも新しいチャンスや新しい挑戦ができると思えば、人生は努力によって変わると感じます。
私はまだ若いですが、60歳になるとどういう生き方をしたほうがいいのかと不思議に思います。
筆者:Ms. Chu Khet Khine