クーデターの体験

クーデター後7カ月立ちました。私が遭いましたあ事件について話したいと思います。5月末のある日でした。
そのごろは夜8時になると鍋でもという鍋や鉄を叩いてクーデターを反対にするデモを平和にしていました。2月から国民は平和にデモをしていましたが、鍋デモも一つです。5月ごろになってもデモ活動が続いていましたので、軍は国民に銃を向けたり、暴力をしたりしたことは世界的にも知られていると思います。
5月のその日私の家族はいつものように夜8時に鍋を叩いたりしました。私が住んでいるストリートでは殆ど叩いていました。その日の夜10時ごろ軍と警察10人ぐらいは私が住んでいるストリートを回っていました。銃も持っていました。そして、あるアパートからの男の人を外に出して殴ったり、足で蹴りたりしました。そう廻って、3、4人ぐらいに暴力をしました。皆にこう言いました。このストリートで鍋の音が聞こえたら、又来るぞということです。私たちはそれを見て、聞いてとてもショックして、怖かったです。
私に家にも入りそうでしたが、幸い何もされませんでした。これまで平和に過ごしていた私にとってとても怖い経験でした。何も出来ない私ですが、平和に自分の意見も表すことがもう出来ないと改めて分かりました。そして、銃があれば勝つということも良くわかりました。
この世界では平和に過ごしている国もあれば、銃で国民を押さえている国もあります。もちろん国が違うと助けてあげることが出来ません。その中でもミャンマーのことについて助けようとしてくれる国があれば、ミャンマーに状況を有利にして軍を支えようとする国もあります。
私はミャンマーの将来はどうなるか分かりません。ただ、銃を持つだけで勝てる世界であれば、ミャンマーのようになる国もまた出てくる可能性があるじゃないでしょうか。そうであれば、銃や武器などがない世界がないかなと思っています。

筆者:Ms. Chu Khet Khine